セッションレビュー

菊地康正サックス・フルート道場2009/7/19 夏のセッション




過去のセッションの記録は
こちらでご覧になれます。

 
■菊地康正講評

写真はクリックすると拡大します。

さて、7/19は、我が道場恒例の夏のセッションが開催された。

 今回は有るセミナーで学んだ、笑いのヨガを取り入れてリラックス効果を狙ってみた。

 まず隣にいる人と握手した状態で、面白いことを思い浮かべても良い、思いっきり笑って見る。笑った後の心地よい虚脱感が緊張

をほぐしてくれる。

 後は電撃笑いのヨガと言うのもあり、深呼吸した後、隣に人の手に触れて、電撃を受けたように笑い出してみる。効果覿面お

試しあれ! 参加者の全員に、感謝を込めて寸評を書いてみました。

●Autumn Leaves,Mac the knife で堂々と吹奏してくれた佐藤栄司君(ts)。仙台から通学している熱心な生徒さん。自宅に防音室

も完備、その渋いサウンドと関連性を考えたフレージングは立派でした。

●If I〜では、少し舞い上がったけど、I love you では堂々たる演奏でした、稲津邦夫さん(as)

(←写真)。娘さんたちに選んで貰ったファッションも決まっていました。音が太く存在感があり成果

を感じさせました。

●Autumn Leaves,Blue bossa で歌い上げるアドリブを披露してくれた井上 誠くん、直前まで

迷っていたそうだけど、聴音、ソルフェージの成果が少しづつ出てきているのではないだろうか?

ジャズタンギングは今後の課題として意識して貰いたい。

鈴木泉さん(ts)の、Tenor Maddness は盛り上げるために僕も参加したが
、そのきちんとアイディアを並べていく手法は、大いに上達を感じさせるものでした。ここに来て、

4年目で耳が良くなり、本気で移動読みマスターを目指して音楽を楽しんでいるのが伝わってきて嬉しくなりましたよ。If I〜のソロ

も立派でした。又、崩れた稲津さんを助けた友情も微笑ましいものでした。

●めでたく理科大の教授を退官されたのにますますお忙しい穂積信道さん(fl)は、高価な金のフルートを購入されてやる気満々。ソロ

もどうしても自分が作ったソロをしたくてたまらない方。音もしっかりして来ており、Softly では何とか破綻せずに済みましたが、

Autumn Leavesでは少し道に迷われた場面も・・・リズム読みと伴奏を聞く修行をもっと精進いたしましょう。

●千葉教室からはるばる参加された、西川康子(as)さん、しっかりした音とプレイには好感を持ちました。今後は、ダイナミクス、

ベンド、ヴィブラート、コード理論などを勉強し、訴求力アップを狙ってください。出来る人です。

●数年ぶりに復帰を果たした、牧野雅亘くんの楽器は台湾製マルカートブラックメタル(as)。レッスン通りいい音で吹いてくれた

All of me でしたが、Autumn Leavesでは、入った場所が違っていたり、次のソロ奏者を無視して終わろうとしたり、悪意はないのだけ

ど慣れて居ない面が出ていました。セッション慣れしていってください。

●最近、音色が著しく向上、基礎的なパターン練習と音楽理論が頭の中で結びついてきて、音楽の全貌が見えてきそうな予感

広井康男さん(as)は、misty では、その豊かな音色を存分に聞かせてくれました。

●最近始められた遠藤 久美子さん(as)の課題は、伴奏とずれないできちんと吹くこと。Danny boy ではそれを見事に達成

していたけど、Fly me では少し怪しかったかな?僕が立ち上がると、曲を止められるのではとびくびくしていたそうだけど、

自信持って堂々とやって下さいね?

●なかなかうまくならないと焦り気味の砂場哲郎さん(ts)には今回あえて簡単な譜割りの曲、ムーンライトセレナーデと、Love me

tender をやって貰いました。どちらも破綻無く終わることが出来ました。音に余裕が無くなるのは緊張のせいか、指のことを考えて

いるからなのか??何も考えなくてもメロディが歌えて指が動くまで練習し、そこから表現が始まります。ともあれ完奏おめでとう御座

いました。

鈴木賢三君(ts)のブルースには驚かされた。パーカーフレーズに始まって、次はこれ、そしてこれという風に、どうしたいかが具

体的に感じられるソロだった。構築するという良い見本を吹いてくれました。ご両親も呼んでくれたんだね?お母様がすっかり僕

のファンになってくれました。最高のお母さんです。

牧田 一男君(ts)もIf I〜で自分のパートをきっちり吹き切ってくれました。良かったよ。

●群馬教室から参加の江尻雅江さん(as)、普段はクラシックサックスの先生をしているとか、道理で音もテクニックもしっかりし

ていました。ジャズはまだ始めたばかりと言うことですが、作曲家でありしかも同時に演奏家を兼ねるというジャズミュージシャンの

在り方は、演奏家と作曲家を完全に分離しているクラシックの在り方とは根本的に異質だと思います。今後を楽しみにしておりま

すよ。熊川 暢子に何でも聞いて吸収してください。

●Nancy では官能的なソロを聴かせてくれた宮沢 長揚君(as)、悪気はないとはいえAutumn Leavesでは、自分のソロの前に終

わられそうになりつつも、動じず、自分のソロを展開するあたりの所は立派でした。いっそう精進してストーリー性のあるソロ

を目指して欲しい。

●All of me ,Fly me to the moon で安心して聴ける演奏を展開してくれた小林祐子(fl)さん。次回はアドリブお願いしますよ。

All of me の書きソロ演奏では、彼女のラインはシンプルだが素晴らしいとアドリブに聞こえて勘違いした人も多かったようですよ!

●以前にも増して、頭脳的なソロを構築してくれた大西豊君(as)、いつも次回までに何をやってくればいいですか?と僕を問い

つめて、必ず自分なりの課題を設定して、それについての達成度合の説明から始める恐るべき人です(笑)。

 音の並べ方はかなり向上してきているので今後は、歌い方や表現の追求をさらに続ければ、より魅力的な演奏になるでしょう。

熊川レッスンもお楽しみに。

●飛び入り参加の卒業生小野塚豊君(ts)。皆さんもその演奏内容の高度なことに驚かれたのではないでしょうか?

コード進行の原理は、ドミナント進行や5度進行は地上の重力圏の出来事なのだけど、言ってみれば彼の演奏は、地上高く

成層圏から宇宙に飛び出す辺りの出来事なのです。卒業しているのに毎回セッションに顔を出して後輩たちに刺激を与えて

くれているのは、有り難いことです。

聴衆としてやって来てくださった、大西豊君ご両親、鈴木賢三君ご両親も有り難うございました。この場を借りて御礼申し上げます。

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3人の師範代もよく働き、司会進行、生徒のサポートと頑張ってくれました。特

に久保崎泰隆(as)、片岡健二(ts)の進境ぶりには皆さんびっくりされたので

はないでしょうか?久保崎も無事フルートデビューを果たしました。

 熊川暢子(as)はもともとうまかったのですが、楽器をグレーとアップして、

その渋い親父ぶり(なサウンド)にも磨きが掛かってきました。最後のコットン

テールでは、予想外だったらしいけど、いつもの師範代セッションレッスン

の成果を反映、みなかっちり吹いていて感心したのでした。次回は1月の

発表会目指して皆さん共に精進いたしましょう。

毎回サポートをお願いしている、菅原正宣(b)、外山安樹子(p)、新人事務方の

進藤 直子さんとお店のスタッフのサービスにも感謝です。7/21菊地康正

■熊川 暢子 師範代講評

 こんばんは、熊川です。発表会は大変お世話になりました。

師匠の発表会の講評も読ませていただきました。私の母親と一緒に読んでみましたが、

「最近は やっておしまいなさい!と水戸黄門みたいになってきました。」

というところで二人で爆笑してしまいました。これからは、もっと楽をしていただきたいと思います。頑張ります!
 生徒の発表会講評です。

宮澤長揚さん・・・だいぶ前から発表会で、Nancyを演奏すると決めていたので曲への愛着とかこだわりとかが当日の演奏で

はにじみでていました。曲の終わり方も良かった。

 こういう事の積み重ねが大事なんだなと私もひしひしと感じました。それに前回位から音も太くなってきました。人前にでると、

人格が変わるような本番強さを持っている宮澤さんだなと思います。

稲津邦夫さん・・・I love youを稲津さんと私と二人で演奏中は楽しく、いい雰囲気だと感じました。稲津さんの演奏

もリラックスしていて、稲津さんらしい優しい演奏になりました。終わった後、「楽しかった。初めて演奏終了後に落ち込まな

かった。」とこの楽しさをつかんでくれた事がうれしかったです。演奏者が楽しいと感じると、聞き手もそれを感じとってくれて

いるはずです。次回の発表会は、バラードをやりたいとの事。早めの準備で、一緒にじっくりやっていきましょう。

江尻雅江さん・・・群馬教室に入門した当初は、ファットリップ奏法やマウスピースの抜き差しに非常に抵抗を感じて

いた江尻さんでしたが、最近ジャズがおもしろいと本人も言っているとおり、ジャズ奏法もつかめてきたようです。音も変わ

ってきています。本番ではすばらしい演奏を、最後まで安心して聞かせていただきました。楽器・音楽の基礎があり、耳も

いいので今後は、ジャズ臭さというかジャズ独特のノリやアドリブ等を中心にレッスンしていけたらなと思います。




 ■片岡 健二 師範代講評


鈴木賢三さん

音も太く、フレーズも研究されており、すばらしい演奏でした。彼は日々のレッスンも録音しており、今回のセッションでは、

その研究の成果が現れていました。聴いている人を飽きさせない演奏は興味深いものでした。確実に進化してますね。

鈴木泉さん
毎回、ブルースをテーマにセッションに参加していますが、今回はフレーズもかなり練り込まれていたと思います。最後は師

匠にからむアドリブは素晴らしかったです。F、Bbブルースと頑張ってきましたが、次回はマイナーブルースに挑戦してみて

は?と思います。毎回、自分に課題を持ってプレイしている成果が現れました。また、聴衆を楽しませる演奏ということで

、みなさんのお手本になったのではないでしょうか?

牧田一男さん
ここ数ヶ月で、音色が良くなって、今回のセッションではすごく楽しみな存在でありました。リズムにのって吹くことが課題で

あったと思いますが、テーマ、書きソロとしっかり吹くことができました。次回は、セッションを楽しむ余裕がもう少しできる

といいですね。

佐藤栄治くん
とにかく、音がしぶい、、、。この一言につきるとおもいます。アドリブではしっかり、自分を表現できたのではないで

しょうか? 課題は、テーマをしっかり吹くことだと思います。テーマをしっかり表現することで、アドリブも引き立って

くるのではないか?と思います。遠方からの参加ありがとうございました。

西川康子さん
サックスを初めて、1年にも満たないということで、みなさんは驚かれたのではないか?と思います。もともとピアノの

素養はありますが、練習熱心な方で日々の頑張りが実った結果だと思います。次回は、笑顔で吹くことができるといいですね。

自分に課題を持って、セッションに毎回参加されている方はどんどん上達していて、毎回、驚きの連続です。サックス

を上手くなるためには、どうしたら良いのか?日々の課題であると思いますが、上達のポイントの一つは、いろいろなも

のを見たり感じたり、人の演奏や話しをよく聴くことだと思います。日々、ひとりで練習していることを、このようなセッション

で披露して、人の感想を素直に聴くこと、また、他の生徒さんの演奏を聴いて、感想をお話しすること、師匠の弟子として

音楽を続けていく方々は、自己満足ではない、聴衆を楽しませることのできるプレイヤーになって欲しいと思います。

それが自分自身の自信と笑顔につながると思います。

JAZZは対話ではないか?と思います。自分自身が発信するメッセージや、ステージの上で感じた、演奏曲や、他の人

の音やフレーズ、お客さんの雰囲気など、自分の感じたものを音で表現する。これが音楽の対話だと、私は思っています。

レッスンの中で、「ソルフェージュで歌うことのできないフレーズは、上手く吹くことはできない。」と、お話ししておりますが、

同様に、「自分が感じることのできない情熱や感性は、表現できない」のではないか?と思います。自己練習だけでなく様々

な場所で、セッションに参加したり、師匠のLIVEで生の演奏を聴くことをお勧めします。

また、今後も、「発表会、合宿、毎月のセッション」と、イベントを企画していますので、是非、時間を作ってご参加ください。

お忙しいとは思いますが、参加して得られるものは大きいと思います。



■久保崎 泰隆 師範代講評

 発表会お疲れ様でした。やはり年に2回の発表会では、普段担当させて頂いている生徒様以外にもお会いして、前回より

上手になっている姿を拝見して、「自分も頑張らないと!」と思えるのが一番楽しいですね!

 卒業生の小野塚さんもお立ち寄り頂いて、フルート、サックス共に並んで演奏させて頂きましたが、手も足も出ずただ脱帽でした。

 新しい千葉教室、群馬教室からお越しいただいた、西川さん、江尻さんとも交流の機会があり、大変嬉しかったです。また是非

お越しください。

 全体の印象ですが、前回発表会より音程面がかなり良くなったと思います。音程を正確に、綺麗に出すのは何より回りの音

を聴く力が関わってますので、とにかく耳が良くなってきていると感じました。音感トレーニングなんかの成果が徐々に出

てきています。ご自分の事は分かりにくいかとは思いますが、参加した周りの方 の前回の演奏を思い出してみてください。

随分変わった方もいると思います。

 最後に、事務の進藤さんの裏方のお働きもあって、時間の延長などはありましたが、無事に会を終える事が出来ました。

どうもありがとうございました。各生徒さんの講評です。

井上 誠さん

 直前のレッスンでは、もう一生懸命吹かなくても、十分にいい音で吹けているので、ボリュームを抑えて、バックの音に集中

するように練習しました。本番もテーマでは、よく意識が出来ていて良かったと思います。曲がどちらもマイナーキーだった

ので、雰囲気的にも落ち着いていて、良かったです。この感覚でメジャーキーの曲も攻略していくと、演奏が上手くいくと思います。

ソロパートに入った後も、テーマと同じくらいに落ち着いて耳の開いた演奏が出来るといいと思いました。これはテクニック

の問題です。運指が厳しいところはまだまだ、テンポに乗った演奏は出来ていませんでした。意識はしていると感じました。

教本のパターン練習を、7キーでしっかり吹ける様にするのを目標に頑張れば、今回より難しい曲でも、しっかり対応出来る

と思います。またアーティキュレーションの付け方なども変えてしっかり練習すれば、半ば曲のテクニック的な練習が終わって

いる状態になります。この辺りが、また次回に向けての課題の一つになると思いました。

広井康男さん

直前のレッスンでは、節回しに抑揚をつけるような場所でも、テンポしっかり感じるように練習しました。「Misty」は堂々たる

演奏でご立派でした。ご自身の好きな曲という事だったので、初の演奏が上手くいって、レパートリーがまた増えて良かったですね。

「オールオブミー」は、直前レッスンでご指摘した、2拍3連が出来るようになっていたのが、ご立派でした。前回発表会に比べて、

リズム感の面で特に大きなご成長が感じられました。本番では、練習した以上の事をやろうというような、欲張りな感じが無く、

2曲とも落ち着いてそつ無く演奏できていました。音色や節回しは練習でまだまだ良くなると思います。

 次回に向けては、スイングのノリを一定に取れるようにすることや、ジャズタンギングなんかを練習出来ると、また表現の

幅が広がるのではと思います。他にダイナミクスなどもありますが、表現面でのテクニックや、練習の意義が、最近分か

り始めて来た音楽理論と繋がると、きっとまたおもしろくなります。

遠藤 久美子さん

 直前のレッスンでは、「ダニーボーイ」で、四分音符のテンポは問題が無かったのですが、白玉の長さが短めでした

ので、しっかり数える事」を練習しました。練習の甲斐あって、本番は白玉は良かったのですが、今度は四分音符が

早くなってしまっていました。「フライミー」も前回と比べて、全ての音符、休符をカウント しながら演奏することが出来て

いて、とても上手になったと思います。ただご自身のカウントとバックのテンポがときどきずれている事がありました。

前回より大きく上達した音色やテクニックに加えて、長い音符、休符の拍感も少しづつ出てきました。ご立派です。次は

1曲の演奏の中で、バックからテンポを正確に聴き取り続ける力が付くといいですね。まだこれからの練習次第で必ず伸

びますので、耳の訓練などを頑張ってやりましょう。

砂場哲郎さん

直前のレッスンでは指の力みを取って、ソフトなタッチでフレーズを回していくことと、バックの音量を聞ける音量で演

奏することを練習しました。「ラブミーテンダー」のテーマはとても良かったです。テンポがとても良く感じられていて、特

に、コードが変わる時の、響きの変化を大体感じられているように聞こえました。

ソロパートに入ってからも、耳は良く開いていて良かったのですが、指のタッチを直したのも本番直前でしたので、さす

がに1両日で完璧に、とはいきませんでした。スケール練習にもう一度帰って、指の脱力を意識して練習すれば、テ

クニックの向上だけで無く、音色も変わると思います。

「ムーンライトセレナーデ」は、3連のリズムがまだ不慣れであった点と、目が完全に演奏している音1個に釘付けになっ

ていたので、♯、♭に対応出来ない場所がありました。
テンポが早い遅いでは無く、楽譜を見たときに、「今演奏している場所の少し先」まで視野に入るようになっていないと、

簡単な曲でも絶対にノーミスで演奏出来ません。この辺が、次に向けてのレベルアップの課題ではと思いました。




■生徒さんの感想 
質問は、

1.今回のセッションで、自分の演奏に関して、うまく行ったこと、うまく行かなかったこと、今後の抱負。

2.今回のセッションで、印象に残った演奏、感動した奏者、曲、何を感じたか?

3.師範代3人と菊地康正の演奏、ステージングで気が付いたこと、率直な感想、及び会の進行、場所他についての提案、ご要望が有れば。

江尻 雅江
セッションから随分経ってしまいましたが、三人の小学生の長い夏休みがやっと終わり、時間にゆとりができたので感想をお伝えします。

1、自分の演奏については、自分はまだまだ何も分かっていないなあと反省するばかりです。菊地先生のありがたいコメントを重く受けとめ、もっと音楽の本質を理解して演奏できるようになりたいと思いました。 でも、ピアノとベースが一流の方々だったので、吹いていてとてもいい気持ちでした。

2、皆さんお仕事もしながら、よくこんなに自由に吹けるなあと感心するばかりでした。特に小野塚さんは凄かったです。

3、先生方はやはり雲の上の方々で…皆さんかっこよかったです。菊地先生とのやりとりの様子が子弟ならではの空気感があって、失礼ながらほほえましく見えてしまいました。全体として、とても温かい雰囲気で、素敵な1日でした。 こんな私を褒めて下さった皆さんに勇気付けてもらいました。本当にありがとうございます。そして感想遅くなって本当にすみませんでした。また熊川先生に教えて頂きながら頑張ってみます。

井上 誠
1.@枯葉の演奏はソロから入りあとテーマという順番でした。前回より落ち着いて演奏することができたのがよかった点でした。
  一方、直前のレッスンで師匠から指摘されたタンギングについては、なかなか思うようにいきませんでした。
 Aブルーボッサは、師匠と久保崎師範代と共演できたことで自分に気合を入れることができましたが、ソロパートでは思い描いたフレーズをうまく表現できませんでした。今後の抱負は、とにかくスケール練習と音感練習を迷わずやること。そしてそれを曲にうまく応用できるようにすることです。

2.まず一言でいうなら、参加した皆さんが堂々と演奏している姿に感動しました。自分ももっと頑張らないと!という気持になりました。初めて参加された江尻雅江さんの演奏を聴いた時に爽快ないい音だな〜と素直に感じました。
  それと時々メールのやりとりがある鈴木賢三さんのブルースは盛りだくさんのフレージングで勉強になりました。

3.まずはお礼の言葉を述べたいです。セッションを企画・運営してくださった師匠、師範代のみなさん大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
 師匠と師範代ステージングについて感じたのは、僕とは違い気持にゆとりを持ってステージに立ち、フロントの共演者やバックミュージシャンともコミュニケーションしながら演奏を自在に行っていることです。いつかあのようにゆとりを持って演奏ができるといいなと思いました。前回からはじまったリハーサルはありがたいです。共演者との演奏についての会話が事前に深められ安心して本番に臨めました。できれば師匠、師範代の演奏をもう少し聴きたかったな〜と思いました。いろいろとお疲れさまでした。セッションで得た刺激をバネに練習頑張ります。これからもどうぞよろしくお願い致します。

砂場哲郎(ts)

さっそくのセッション講評ありがとうございます。この講評は、自分の演奏への内容は当然のこととして、自分が感じた他の方の演奏への感想、印象の情報を、正しく補完していただける、多重効果があり、たいへん勉強になります。

1.選曲から当日まで1週間無い、あわただしい、全くの準備不足がそのまま出た演奏になってしまい、情けない限りです。金曜から当日の瞬間までの、圧縮された色々な経験をしっかり、今後に生かして行こうと思います。

2.皆が共通して感動しただろう奏者は、敢えてはずして…。

◎自分の反省を踏まえた視点で言うと、演奏に臨む態度に真剣さを感じたのは、大西豊さんです。彼には、自分が与えられたチャンスをカッチリ演じようという姿勢(意識)を強く感じました。
◎一方、鈴木賢三さんは演奏自体に、この演奏チャンスを自分のものとして楽しもうという意識が感じられ、演奏している姿にそれが伝わってきました。広井康男さんも、演奏するために色々工夫され、練習されてきて、この本番は楽しんでいるなあ、と感じた方です。
◎やはり、うらやましいのは、泉さんの演奏を楽しんでいる姿ですね。あの上達のうらには、所属ビッグバンドでの、楽しみつつ、努力するという積み重ねと、サックス演奏に対する絶えざる好奇心と工夫とがあることを、強く感じます。

3.師範代3人と菊地康正の演奏、ステージングで気が付いたこと、率直な感想、及び会の進行、場所他についての提案、ご要望が有ればお願いいたします。

3人の異なるキャラが、だんだんはまってきて、先生が安心して彼らに仕事を任せつつあるのが、よくわかりました。

師範代、一部のハイレベル生徒の演奏も、先生に似てきたと、言う声を聞きますが、武道で言う「守破離」のステップを、今後、確実に歩んでいくのだと思います。片岡さんなどは「破」の領域に入ってきたのではないでしょうか?今後もご指導よろしくお願いいたします。
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小林祐子(fl)

1.いつもあがり過ぎて、演奏中震えて楽器がくちびるにきっちり合わなかったが、今回はそこまで緊張しなかったこと、練習時の7割以上の力が出せたこと。反省点は、お腹の力と腕の位置を忘れがちなこと。今後は自分でアドリブを作っていきたい。

2.宮沢さんの色っぽい演奏と、鈴木賢三さんの力強い演奏。自分の世界観をいかに表現するか、を理解して体現されていること。

3.サックス4本でのThe giftは迫力があった。師範代の方々のフォローが素晴らしかった。
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佐藤栄司(ts)
今回のセッションは自身2回目の菊地道場発表会であり、前回より楽しく参加させていただきました。菊地師匠には大変お世話になりました。

1.1月の発表会は書譜を吹きましたが、菊地師匠の「アドリブができるようになるにはアドリブをやり続けるしかない。」との言葉に発奮し、ジャムセッションなのでアドリブをすることにしました。うまくいったことは、前奏を聴いてテーマに入れたことうまくいかなかったことは、アドリブの内容でしょうか。また、終わり方を考えておらず、共演者の井上さんと片岡師範代にはご迷惑をおかけしました。

今後の抱負ですが、地元でジャムセッションができるところを見つけて、どんどんセッションをしていきたいと思います。

2.1月の発表会では、テキストのソロを吹いている方が多かったですが、今回は少なかったように思われます。みなさんがんばってアドリブしたり、自分で作ったフレーズを吹いていました。印象に残った演奏は、Softlyでの穂積さんのフルートソロです。自分で作曲されたそうですが、スリリングでよいフレーズでした。感動した奏者は、小野塚さん(ts)。Softlyのアドリブが宇宙的な響きを感じました。片岡師範代のSoftlyのアドリブ、そしてソロステージも良かったです。熊川師範代がステージ衣装を含め素敵でした。No chaserのアドリブも渋かったです。

3.師範代3人と菊地師匠の演奏、ステージングで気が付いたことは、アイコンタクトや合図がしっかりしていることです。会の進行に関連して、ステージへの入退場ですが、次の演奏者は客席から向かって左
側から入場し、前の演奏者は客席から向かって右側から退場すれば出入りがスムーズになるのではないかと思われます。
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稲津邦夫(as)
1.師匠のコメントにもありましたように、If I should〜は、鈴木泉さんのお助けが必要になってしまいましたが、I love youは、熊川師範代のお陰で、とても気持ちよく演奏することができました。音もだいぶ良くなったとのコメントをいただき、ますます頑張ろうと意欲が増してきています。

2.このセッションに向けて自分も頑張ってきた訳ですが、仲間のみんなも頑張っていたのだなと再認識しました。半年の成果は大きいのだと。宮沢さんのNancyがとても魅力的でした。また、江尻さんの演奏もとてもセクシーですぐにファンになってしまいました。お二人ともアルトサックスですので、自分も早くあのように吹きたいと感じた今回でした。私の当面の目標です。

3.師匠、師範代の演奏は、素晴らしすぎる。楽しい、すごい。いつも素敵な演奏をありがとうございます。希望です。ここ最近はビデオの録画がありません。ビデオはとてもよい記念・記録です。また、私はセッションの前には自分の演奏する曲をビデオで見て、リズムセクションの感じや、曲の出だしについてシミュレーションをしています。多少の費用がかかってでも、ビデオ撮影の再開を希望いたします。

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●西川康子(as)

1.今回は初めての参加でした。2曲とも出だしが大失敗でした。バックの演奏をよく聞いていなかったのだと思います。大きな音で吹くようにとのことで1週間前から、精一杯に吹くように練習していました。自分の中では95%くらいまでできるようになっていましたが、本番では60%くらいだったと思います。もっともっと練習を重ねて次回はもっとリラックスしてできるようにしたいと思います

2.今回のセッションで印象に残った奏者は鈴木泉さんと鈴木賢三さんです。とても落ち着いた演奏で音色もすばらしかったです。江尻雅江さんはさすが20年というキャリアで音色も大きくて驚きました。

3.師範代3人の演奏は皆よかったですが、特に片岡師範代(私の先生だからというわけではありませんが)の演奏は素晴らしかったです。彼のLIVEがあったら行ってみたいです。師匠の演奏はいつも落ち着いて聴けるので、楽しみにしていました。パフォーマンスも楽しく、師匠のお人柄が感じられてとてもよかったです。バックのベースとピアノの方には大変お世話になりました。場所はもう少し千葉よりだと助かりますが。大変いい経験になりました。今後ともよろしくお願いいたします。
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遠藤 久美子(as)

菊地師匠、師範代の先生方お疲れ様でした。ご指導ありがとうございました。なかなかメールできず申し訳ありませんでした。実は、セッションの翌日からドーンと落ち込みパソコンの前に座っても打てなかったのです。女性3人の中の一人として・・・先生である江尻さんは言わずもがな、西川さんの少し聴いただけで分かるしっかりした音とリズム感の良さ。少しでも音楽をやってた人と、なんの音楽の素養もない私とでは比べものにならない力の差があるのだと痛感しました。

 前回、SAXでは女性が私一人だったので所在なげで困ったので今回は、お二人も初めての女性がいらしたので安心してました。が、レベルが違うのでこの場にいる私が無謀だったのでは?と思ってしまいました。セッションは、本当にすばらしい場と時間です。

 個人的には同じアルトサックスでは、広井さんと宮沢さんの音が好きです。前回もうっとりしてしまいましたが、宮沢さんはアーティストですね。歌い上げるように吹くのが魅力的です。

 二人の鈴木さんの上手さには、小気味良い爽快感があり、これだけ吹けるとご本人も楽しいだろうなと思いました。師匠とあの場でかけあいができ、盛り上がって本当にかっこよかったです。小林さんとは、今回テーブルをご一緒しお話できて楽しかったです。フルートをふく女性のイメージとは、まさにこの方という感じの小林さんは、砂場さんとお二人で、あがっている私を励ましてくださいました。ありがとうございました。清涼感のあるフルートで、師匠のおっしゃるとうり安定感を感じました。

宇宙レベルと師匠が評された小野塚さん、このような方を目の当たりにすると、もう「なんだ、こりゃあ!」という感じです。最初、小野塚さんの姿が見えずがっかりしてたのですが、途中から来られ嬉しかったです。
三人の師範代の先生がたと同様に、菊地康正という大きな師匠に教わるとこのような素晴らしいSAX奏者になるという良いお手本だと思います。

師匠と師範代の演奏は、わくわくするくらいに楽しみです。迫力があり、なによりも師匠の楽しそうな事。「早く僕の領域にやって来い!」・・・そんな師匠の厳しくも強い愛情がひしひしと伝わってきます。

皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。
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鈴木泉(ts)

「夏のセッション」は、楽しくそしてとても勉強になり、モティベーションがアップしました。

1.毎回セッションごとに目標の様なものを設定していますが、今回は「テーマは楽譜から離れる」「書ソロでないアドリブに初挑戦」の二つを目標にしました。取あえずは、両方とも貫徹できましたので、自分なりには、成果のあったセッションと思っています。

今回は、テーマ(If I Should Lose You)を暗譜することを目標にしました。皆さんには普通のことであるかもしれませんが、従来私は、暗譜が出来なく楽譜にしがみついてしまい、これが音楽表現まで余裕を持って望む大きな妨げになっていました。

それがここ半年「聴音」が少しずつ出来るようになると同じタイミングで自然と暗譜が出来るようになってきて、改めて聴音の重要さを知った次第です。あと数年かけて、アドリブも聞けばふける様になれればと、「大きな夢」を持っている今日この頃です。

昨年から毎回ブルースをセッションの曲に取り入れるようにしていますが、今回(TENORMADNESS)は、初めて書きソロでない、その場でのアドリブに挑戦しました。あれもこれもとは、出来ないので1コーラスの中でやることを1つだけ決めて、いくつかのパターンで組みたててみました。また、急に振られた4バースも取あえずは、乗り切ったので、取あえずは一歩前進かなと思っています。

それと、師匠と一緒に吹けてことで分かったのは、一人で吹いたときとの曲への「乗り」の違いでした。リズムへの「乗り」はちょっとまじめに研究しようと思っています。

2.生徒の方の演奏を聞いて思ったかことは、音色が人それぞれ本当に違うんだということで、バラード系の曲を吹かれた方の音の美しさには驚きました。やっぱり音色は重要だとの認識が出来、ファットリップでロングトーンを練習に取り入れようと気持ちを新たにしているところです。

3.1年ほど前から取り入れていただいた、リハーサルはとても、学ぶことも多く有意義で、本番の演奏が、とても取り組みやすくなりました。今後ともこのやり方は、続けていただけると助かります。

師匠と師範代の掛け合いは演奏そのものは当然のこと、皆さんの音楽を楽しんでいる姿(シゴキ、拷問との意見もありましたが)を見てホント楽しませていただきました。有り難うございます。やっぱ音楽は、楽しくなくっちゃっ!最後にやっぱりセッションに出てよかった!楽しかった!
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宮沢 長揚(as)

1.Nancy・・・ピアノが止まるというハプニングはあったが、一応強引に戻せてよかった。よくよく考えてみると、自分の伝え方が悪かったのかもしれない。今後はちゃんと注意してわかりやすい伝え方を考えようと思う。

 全体的には、ちょっと強弱がつけられなかったように感じる。サビ部分に向けてだんだん強くする・タンギング・高音の苦手意識が出てしまっている。
 アドリブ部分は、だいぶ崩れてしまった感じがある。まだ、自分はフェイクの域を出れてはいないので、今後はもっとアドリブをしたい。

・Autumn Leaves・・・ Fly meの代わりということで、急遽飛び込みとなった。ちょっと急すぎて、アドリブもほとんどできなかった。だが、本当はスタンダードくらいは暗記していなければいけないのだろうから、そういう意識を確認しただけでもいい経験をした。テーマ・アドリブ共にもっと勉強します。

・Blue Bossa・・・飛び入りで参加。これも曲の流れを大体覚えていてのアドリブ・・・のつもりがアドリブにもなっていなかった感じがする。ただ、いきなり飛び込むという度胸のつく経験はできたのは良かった。

2.江尻雅江さん(as)・・クラシックサックスの現役の方ということで、音の扱い方・正確さ・雰囲気が全く違うレベルで見惚れてしまった。

小林裕子さん(fl)・・フルートの音がとても安定していて、聞いていて安心できる感じがした。師匠のように跳ねるような演奏ができれば、とてもいいなぁと感じた。

鈴木賢三さん(ts)・・・前回聞いたときよりも音と指のスピード・安定感がかなりレベルアップしていたように思えた。

佐藤栄司さん(ts)・・Ben Websterのようなブレスを感じさせる音色にやられました。片岡師範代とのフレーズの掛け合いがとても良かった。

大西豊さん(ts)・・・本当に楽しんで演奏していて、余裕が感じられる。前者のアドリブをどうやって返そうか?などと考えて吹いている感じがする。
ああいうのが本当の即興演奏なのだろう、相手の反応に即座に返すテクニックというのだろうか。

3.演奏・ステージングは素晴らしいので、問題ないかと思います。今回は入念にリハーサルをやったので、止まることも無かったので成功と思います。
ただ、リハーサルで全部吹いてしまった人がいて、本番で聞きたかったのにもったいない感じもした。今回の最後の曲で、飛び入り参加OKというのは面白かった。2曲くらいスタンダード曲を入れておいて、飛び込み参加Okというのも面白いかもしれない。

個人的には、我が熊川師範代の曲があまり無かったのが、残念だった。次回はよろしくお願いします。


過去のセッションの記録はこちらでご覧になれます。

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最終更新日2014/10/10