2017/3/5(日) 

菊地康正 サックス・フルート道場 東京横浜教室 

冬のセッションの記録




場所:西荻窪ココパーム、

ホストバンド:小谷教夫(p)、菅原正宣 (b)、ゲストボーカル:稲里 ひろみ 

司会進行:熊川 暢子、片岡健二師範代、監修:菊地康正 .。

アルバム(もっと多くの写真)はこちらです。

参加者有志からの感想はこちらです。



恒例の発表会でした。もう20年以上続けて居ます。

また生徒さんの顔ぶれも変わって、参加者は、生徒さん、見学、ギャラリー

合わせて 30 名弱の会でした。

発表会は研鑽の場であり、小谷教夫さん(p)や、菅原正宣(b)の超一流の

リズムセクションとの共演は、とても良い経験になったと思います。

個々の反省や課題は各自いろいろとあると思いますが、ここでは、各自に

ショートコメントを。


★サテンドールのサックス4管はやはりゴージャス、成田君も布施さんも

ソロ頑張っていました。

★アメージングでは発表会常連の千葉教室の西川さん、お姉様の尾組

さんとの二重奏楽しかったです。また酒薔薇でもしっかり上達が感じられ

ました。


★ミスティしっかり吹いてくれた浅井さん、彼はまだ楽器を購入してサックス

を始めてからまだ、1年少し。事情でヤマハのシルバーにアップグレードして

の参加、すごいです!!何がと言うと、多少ずれても、ちゃんと戻って来ること

が出来て綺麗に終われた。これはすごい、快挙ですぞ!!

★最長老の穂積さん(fl)は、皆さんの希望の星です。70代にして新曲シェル

ブールに挑戦、本人は絶不調で、落ち込んでというお話でしたが、大丈夫

です。回りの超一流がしっかり支えました。絶大な拍手が来たのはもちろん。


★品格の有るテナーサックスの菊地道場の音を体現する坂本君、コール

ポーターの I love you しっかり吹いてくれました。次回は書きソロから

アドリブに挑戦を!!


★もとエレクトーンをやっていた神谷君は、音感も順調に伸びて、今回は

伸びやかなアルトサックスの音色でミスティを吹いてくれました。

音の良さが光る。


★音大を出てフルート講師をしている篠原さんは、驚異の所見能力所持者で、

ザ・フルート別冊の僕のソロなどは、その場で完璧に吹ける人、だけどアドリブ

がしてみたくて入門した人。

さて、今回の超一流のピアニスト、ベーシスト、歌手との体験はどうだっただ

ろうか?もちろん考えてきたソロは吹いたが、その場で音を考えて作って出す

世界は楽しい・・のに気が付いたのでは???早くこちらの世界に参加して

下さい。歓迎しますよ(^_?)?☆


★30年ぶりにテナーサックスを再開した鷹野さんは、卒業生の中沢君

中沢管楽器修理)の紹介で入門。前回はギャラリーを15人以上、パーティ

の仕事も斡旋してくれる素晴らしい人脈を持っている方。今回は奥様、息子

さん、ご友人も参加、有り難うございました。

もちろんサックスの上達も素晴らしく、音楽のセンスのある奥様のコーチの下、

音感トレーニング、レスター、ホークの研究、道場中級のフレーズパターン

練習で、今回は、ミスティ、All of me,Blues では渋い味のある演奏、痺れました。


★前回事情で参加出来なかった布施修一郎さん(fl)は、地元長野県上田市

で、アルトサックスでジャズのライブをやっている歯医者さん。フルートをちゃん

と習いたいと毎回新幹線で通学有り難うございます。

スロウブルースのテンポ出しを、リハーサルで、もっと遅くとアドバイスしたの

ですが、本番では、今度は遅すぎたようで、助け船を出して上げれば良かった

と後で気が付きました。でもステージは魔物。何があろうと与えられた状況で

ベストを尽くす、それも経験です。でも次回からは、必ず助けますよ。


★一昨年に150人の個人リサイタルで大成功を収めた稲津 邦夫さん(as)は、

今回もマイウェイで参加、しっかり吹いてくれました。

★ゴージャスなフルート4人のアレンジに乗って、自分の頭で考えたソロを披瀝

してくれたのは、薬剤師をしながらフルートを吹く、上野 嘉子さん。アルペジオを

組み立てるのは楽しいこと。最後に、その場の即興もやってくれました。

★自分では牛歩の歩みと言っている豊吉君は、僕のアルバム「Reborn again」

から Once I loved をゆったりとしたテンポで真摯なプレイに好感が持てました。



★僕のファンから、大阪教室、そして東京教室へと続ける成田君のソロには

驚かされました。前日のレッスンで、しこんだ新しいフレーズの数々。勉強熱心

です。僕からの提案は、もっと腹筋にきつい少し厚めのリードでより高い品格

の音を目指す。これです。

★いつもセッション参加の、ineko さんは、実は道場師範代の片岡健二とユニット

を組んで10年目のシンガーソングライターなのです。数多くの自作曲をアルバム

にしてリリース、ラジオ番組も持っているアーティストさんです。ブログ

年齢不詳なキュート

な歌声と曲に根強いファンも多いのがうなづける。また、サックスのみならず、

DVD製作や、レコーディングなどメカ、エンジニアとしても優秀な片岡健二師範代

も彼女とのコラボ曲では、強力な存在感を放っていました。レコーディングを重ねる

とアーティストはどんどん上手くなるものなのです。


★今回は、稲里 ひろみ(Vo)さんとのコラボ「恋のバカンス」も楽しかったです。

当日に仕上がったアレンジをこなす熊川 暢子(as)、片岡健二(ts)両師範代も流石

です。まあ、もっと早く譜面仕上げとけよ!という話ですが。(次は必ず!!汗・・)

二人のリカルドボッサも良かった。

★いつもゲストボーカリストとして華を添えてくれる稲里 ひろみさん、生徒さんの

演奏するスタンダードナンバーを、歌でやるとこうなる・・と言うのを知って貰うため

に続けて同じ曲を歌って貰っています。とても教育効果が有ります。

最後に菊地康正の演奏で、リチャードロジャースのIt might as well be spring を

楽しく演奏。伴奏の、小谷さん、菅原正宣君も有り難うございました。


打ち上げも大変楽しく、菊地道場が、再び上昇気流に乗りつつあるのを感じた

一夜でした。


以下参加者の皆様からの感想です。



テナーサックスの豊吉です。自分の演奏は、

散々でした。練習不足なので当然ですが、

何もできないあの苦しさは発表会に出

始めてから初めての体験でした。

曲中どこにいるか今どのコードの上にいるかが


わかっていたのは進歩だと思いますが、それが故に出

した音出したい音がその場でわかっているのに出せない、

違っているという感覚が物凄く苦しかったです。

おかげで目が覚めたというか、今後の課題がハッキリ

したようにも思います。印象に残ったのは穂積さんです。

毎回ちゃんと進化しているのを確実に感じます。

音がマイクに乗っていたり、フレーズが洗練されてい

たりと、スゲーとしか言いようがありません。

あとは鷹野さんですね。 経験がいっぱいあるんだろうな

というフレーズ感、音、カッコイイなと思いました。



アルトサックスの浅井です。

発表会は2回目ですが、前回同様、初心者の私は

まだ発表するほどの腕前がないので、あくまでも

贅沢なレッスンのつもりで臨みました。

今回も事前に目標を設定していました。まず、オフィシャルな目標は「動

かないこと」。レッスンで、無駄に体が動いてしまっている、と片岡師範代

から指摘されていたので、指以外は置物の如く固まっていること!を

目指しました。

普段から動いていないと落ち着かない私には、苦痛の数分間でした(笑)

 次にいつもはできていないことでも本番でやってみるチャレンジ目標は、?

レッスンで使っている譜面どおりに吹かない。(4小節ごとに最低3ヶ所以上

は自分なりに変えてみる)?ビブラート の2つでした。

初心者で厚かましいことを企みましたが、刺激・プレッシャーは大きいほど

自分の糧になります。ただし、チャレンジ結果は皆さんがご覧になられた

とおりうまくいかず…です(笑)

もともとうまくいかない領域なので、失敗してもノーリスク、でも得る物

はたくさんあり、とても良い経験になりました。このスリルは病みつきです。

そして反省すべきは、せっかくの伴奏から随分と離れた自分の演奏…。

「間違いも知らんぷりして2回繰り返せば、それっぽく聴こえるから」と

師匠はおっしゃいますが、さすがにこの幽体離脱を4回もやると、

現実に戻ってくるだけでヘトヘトです(笑)。

まだ自分の音をモニタリングするだけで精一杯なので、周囲の音

もしっかり聴けるようになることが次回の課題です。今後も

よろしくお願いいたします!



こんにちは、うえのよしこ(fl)です。

遅くなりましたが、発表会のコメントです。

★参加して、勉強になったこと、

皆さんで演奏することは楽しく、聴いている人を感動させるために

もっとうまくなりたい。普段の練習やレッスンと環境も雰囲気も違う

ので、こういう場にどんどん参加して行きたいなと思いました。


★自分の反省、これからの抱負、

周りの音をもっとよく聴く。もっと長くその場でのアドリブが吹ける

ようになりたいと思いました。聴いている人を感動させるような演奏

ができるように、水々しい音色とテクニックを習得したいです。

★印象に残った演奏、

浅井さん。はじめて日が浅いにもかかわらず譜面を見ずに最後

まで演奏し、みんなを感動させていたところ。

自分もなるべく譜面を見ないようにと心がけているがどうしても本番

だと見てしまうのですごいなと思いました。

★運営企画に対する要望など

夏の発表会のときの様に商品の紹介など企画があると面白いな

と思いました。

先日は素敵な発表会でした。ありがとうございました。

アドリブを考えていき、リハーサルで吹いてみましたが、なんか固く

て変?と感じ、本番は思いきって完全にその場でつくることに

挑戦してみました。なんどか繰り返しをやらせてくださり、その

たびに自由になれて楽しかったです。小谷さんと菅原さんの

音色がとても美しいのにも驚きました。ありがとうございました。R 篠原


菊地先生、皆様、発表会、お疲れ様でした。鷹野です。

自分としては、結果、予想以上に得るところが大きかったです!

よってコメントも以下の通り長くなりました。7月が楽しみです。

[Misty]

Mistyに挑戦したいと思いつつ、バラードは難しいので、とりあえず

感じを掴むためと、ハードルが低そうなアマチュアの演奏をYou Tube

で検索したところ、楽器屋の主人と思われるオジサンの挑戦できそうな

演奏を発見。これ幸いと、コピーのまま演奏。

*自己想定課題

同じフレーズでも、さも初めてのような、今思いついてアドリブしてる

ようなフレッシュさで演奏すること。演奏中にあのオジサンが降りて

くること。

*本番振り返り。

あの楽器屋のオジサンは、私には憑依せず途中で帰ったので、

私の演奏はスーパーの売れ残って乾いてしまった切り身でした。



[All of Me]

*自己想定練習課題として。(1から4へ段々難易度が上がる。)

1,コード進行を覚えること。(テーマを演奏中にコードが頭に浮かぶこと)

2,各コードの特徴音(主音、5度以外)を活かせること。

3,ホーキンスからレスターへ。(アルペジオ的メロディーだけでなく

  スケール的メロディーを少しでも)

4,コード展開(T?V、U?X等)をメロディーに活かすこと。


*練習結果。
1,頭に浮かぶコードが番号と実音で混乱しがち。

2,使う音が毎回、同じになってしまう。マンネリ化

3,スケール演奏に続いてアドリブしてみる。レスターや

ズートの演奏を聞いて真似てみる。等々試すも、どーした

もんやろのー状態。

4,初めの展開だけ、ほとんどうまくいかない。

*本番前日。

練習結果から、とにかくテーマだけ演奏できれば、他は

なるようになるとした。

*本番当日の午前中

どんな感情でアドリブしたら良いのか分からないことに気づく。

(歌詞内容のような恋愛経験が自分には無い!)

なので、ダイナ・ワシントン、ビリー・ホリデーの歌を朝から

聴いてみた。




ダイナ・ワシントンの歌い方にヒントを得て、

次のようにアドリブ感情構成を決めた。



ワンコーラス、ABACとして。

ABA:私の心だけ奪っていって、なんていじわるな人なの。
とまだ遠回しに柔らかく。

C:少し切れて、キサマ、ふざけんなよ!と悲しい怒り。

AB:反転して、どーんと鬱

A:少し持ち直して、想いを巡らす。

C:最後は、もう次の恋人いってみよー!で終わり。


最後のCは自分の解釈と言うか、原曲は最後まで、私の全てを持っていって!

と訴えてますが、ダイナ・ワシントンの歌い方に、さばけた感じを持ったので、

もう次の恋人いってみよー!とした。(私としても、もういつまでもグズグズ

言ってられない年齢だから、そんな感情同調はできないと言ったとか・・・)

*本番振り返り。

テーマをミス。

アドリブでは、ズレて戻しての繰り返し。

自己想定練習の結果としては、次回に期待といったところ。

アドリブ感情構成は概ねその通りの気持ちでは演奏したが、

どのように聞こえてるかはわからない。

事前に家人に伝えておいたので、感想を聞いたところ、そのよう

に聞こえたとのこと。

元々そのような曲であるので、曲の通りに聞こえたにすぎないと

は、思うけれど、自分としては、満足。終わりのテーマの最中、終

わり方を決めてなかった事を思い出し、むりやり、楽器を振り上げて

終了。ベースの菅原さんから、「あースリリングだった」と一言頂き

ました。良い方に解釈してます。


[Kose’s Blues]

*本番振り返り。テーマ演奏のみ。反省。舐めてました。

布施さんのフルートソロの軽やかな音色とサックスの入った

テーマの重厚さとの対比を強調したかったのですが、

どっしりしようとすればするほど腰が浮き、焦ってミス多発。

全般に言えるけれど、もっとテーマをしっかり演奏したいなと、

痛感。しっかりというのは、もっと自由に表現できるように、

もっとこなせるように、なりたいなと。次回の発表会に向けて、

そのあたりが目標となりそうです。





昨年の冬のセッションの記録はこちらです。



みんなでジャムセッション、バグズグルーブ 2016冬





過去のセッションの記録はこちらです。




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